
ステップアップ英語教室

Claire(クレア先生)
● 中国の上海出身。
● 大学卒業後、リーバイスやディズニーランド、インターコンチネンタルホテルグループなど外資系企業で13年間勤務。
● 2016年大阪に移住。
● 日本語能力試験2級、英検準1級、TOEIC 915点を取得。
● 現在社会人向け英会話講師として勤務(5年)。
● 豊中市内小中高学校で海外語学、文化授業でも活動。
💡 講師の雑談 外国語会話力上達への道
大学を卒業後、外資系企業に入社しました。英語圏出身の同僚や上司に囲まれ、取引先や仕事で提携する協業先も同様に外資系企業であり、実務は英語で行う環境でありました。最初の数ヶ月は、英語のメールやり取りはそれほど難しくありませんでしたが、提案したり、問題を話し合ったりする場面では頭を抱えることが多くなっていきました。ストレスを感じると同時に、学生時代に単語の暗記や読解ばかりが強調されていた教育方法は実際には十分ではないと強く感じていたことを今でも思い出します。
そのような状況を何とかしようと当時仕事をしながらリスニングとスピーキングを一生懸命強化し、周りの英語圏の人たちとのやり取りは全て英会話学習を実践する場と捉えてビジネスであれ、雑談であれ、積極的に交流することにしました。約半年間続けた結果、リスニングとスピーキングが明らかに改善しました。自分の考えを自然に表現できるようになって、コミュニケーションが円滑になると仕事がスムーズになり上司もプロジェクトを任せてくれるようになりました。その時は、アウトプットの重要性を強く認識しました。



大阪には今から8年前に引っ越して来ました。
来日前は、基本的な日本語の文法を独学で勉強していましたが、実際に来てみるとやはり全く使えるレベルではなくゼロから学ぶ必要性を感じました。日本語は米国国務省公示した「外国語習得難易度ランクイン」最高難度カテゴリーに入っています。漢字は中国語と同じものがたくさんありますが、文法は中国語とはまったく違います。特に日本語の婉曲で繊細な表現にどのように対応するのが適切なのかは難しい部分です。しかし、外国生活に溶け込もうとする場合、何よりもまずは言葉が大切ですので私自身も積極的にできるだけ多く交流するよう心がけています。最初は理解できないことが多かったのですが、良く使われる表現は記録して調べ実践しながら、「生活に必要な語彙」を広げていく中で、少しずつ会話能力が上達してきていると感じています。
振り返ると、私の英語と日本語の勉強の道筋は同じではありません。
英語は文法の基礎がしっかりしているので、アウトプットの機会を増やすとスピーキングがすぐに上達しました。日本語は文法が弱いですが、常に日本人と交流していく中で徐々に会話力が上達していく形になると思います。どのようなプロセスであれ、できるだけ自分をある言語環境に置き、間違いを恐れないで積極的に交流しアウトプットすることは非常に効果的であり不可欠な学習方法です。
私の授業を通じて、子供たちもこのような方法を意識してスピーキングの能力を身につけることを楽しみにしています。

